SP工法
工場生産された品質の安定したSPシート(軟質FRPシート)を使用し､現場で接着させた上に､
更にFRP防水層を作り上げる工法でルーフ工法を更に進化させた防水工法です。
SP工法の特徴
- 軟質FRPシート
- FRP特有性能を活かした軽量で、かつ高い強度を持った防水用シートです。軟質の樹脂を使用している為、柔軟性に富んでいます。
- 工場ライン生産
- 厳しく管理された工場で生産される為、高性能で品質が安定した防水層となります。
- 半乾式工法
- 従来のFRP防水工法よりもさらに工期が短縮されます。
- ルーズ工法
- 弾性接着剤による浮かし張り工法の為、躯体の動きに対する追随製、耐震性が良好です。
- 通気、脱気工法
- 下地と防水層との間で通気、脱気する為、悪下地への対応力が優れています。
SP絶縁シートの仕様
超軟質FRPシートとエンボス加工ポリエチレンフォーム材を接着した複合シート。
超軟質FRPシートにより、高い耐久性、耐水性、補強性を持ちます。エンボス加工ポリエチレンシートにより、通気性、下地緩衝性に優れています。
SP絶縁工法
| 平面部 | |
|---|---|
| 工程 | 使用量 kg/m2 |
| (１) 接着剤(SP100) | 0.3 |
| (２) SP絶縁シート | - |
| (３) ガラスクロス 目地テープ |
- |
| (４) プライマー (コンパックH) |
0.2 |
| (５) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(小幅#45) |
1.6 0.45 |
| (６) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(#38) 防水樹脂(DK633AP) |
0.8 0.4 0.8 |
| (７) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (８) 上塗(ゲルトップ) | 0.4 |
| 立面部 | |
|---|---|
| 工程 | 使用量 kg/m2 |
| (１) プライマー (コンパックH) |
0.15～0.3 |
| (２) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (３) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(#45) 防水樹脂(DK633AP) |
0.8 0.48 0.8 |
| (４) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (５) 上塗(ゲルトップ) | 0.4 |
SP植栽工法
| 平面部 | |
|---|---|
| 工程 | 使用量 kg/m2 |
| (１) 接着剤(SP100) | 0.3 |
| (２) SP絶縁シート | - |
| (３) ガラスクロス 目地テープ |
- |
| (４) プライマー (コンパックH) |
0.2 |
| (５) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(小幅#45) |
1.6 0.45 |
| (６) 防食樹脂(DK3100P) ガラス繊維(#45) 防食樹脂(DK3100P) |
1.0 0.48 1.0 |
| (７) 防食樹脂 (DK3100AP) (パラフィン添加) |
0.4 |
| 立面部 | |
|---|---|
| 工程 | 使用量 kg/m2 |
| (１) プライマー | 0.15～0.3 |
| (２) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (３) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(#45) 防水樹脂(DK633AP) |
0.8 0.48 0.8 |
| (４) 防食樹脂(DK3100P) ガラス繊維(#45) 防食樹脂(DK3100P) |
0.8 0.48 0.8 |
| (５) 防食樹脂 (DK3100AP) (パラフィン添加) |
0.4 |
コンパックSP植栽工法は、都市の中で最も身近なスペースである建物の屋上やベランダを利用した庭造りが可能になります。 市街地のなかで快適移住空間を創造する『コンパックSP植栽工法』は、環境を考えた都市部での新しいスタイルになります。
SP断熱工法
| 平面部 | |
|---|---|
| 工程 | 使用量 kg/m2 |
| (１) 断熱材アンカー ディスク固定 |
- |
| (２) 接着剤(SP100) | 0.3 |
| (３) SP絶縁シート | - |
| (４) ガラスクロス 目地テープ |
- |
| (５) プライマー (コンパックH) |
0.2 |
| (６) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(小幅#45) |
1.6 0.45 |
| (７) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(#38) 防水樹脂(DK633AP) |
0.8 0.4 0.8 |
| (８) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (９) 上塗(ゲルトップ) | 0.4 |
| 立面部 | |
|---|---|
| 工程 | 使用量 kg/m2 |
| (１) プライマー (コンパックH) |
0.15～0.3 |
| (２) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (３) 防水樹脂(DK633AP) ガラス繊維(#45) 防水樹脂(DK633AP) |
0.8 0.48 0.8 |
| (４) 防水樹脂(DK633AP) | 0.4 |
| (５) 上塗(ゲルトップ) | 0.4 |
防水性能プラス断熱性能
コンパックSP断熱工法は、両面に面材を付けたガラス繊維入り特殊ウレタンフォーム『コンパック断熱材』と組み合わせることにより断熱性能をプラスしました。
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